シュメール語を操る
「人ならぬ者」
それらが私と対話を交わす
彼らは自分を「自分」と言う
彼らは自分には自分以外の
何たるものも存在し得ない
と言う

私の作品の多くは彼らとの対話を基に造成される

規制の場での展示や界隈から
距離を置き見えてきた「日常」
そこに流れる「時」
それそのものが
常に制作と直結する今のスタンスをこの場では
「個展」
という形で表現していけたらと思う
 


ここでの展示とは言わば
「吉澤利仁」という一人の人間活動全ての提示になり
「生と思想」そのものの展示を目的としております

ここでは
「私」
という展示対象に対し
24時間365日いつでもどこでも誰でも
アクセスできる事が前提にあり
それはすなわち
どこにも属さず干渉されず且つ押し付けがましくない
「発表」と「鑑賞」の
理想的相互関係が築かれると信じている
 


この展覧会は無期限で開催され常に進化をしていく

私が生きてる以上コンテンツは更新され続け
死んでもなお残る
「足跡」
として刻まれるだろう
 


吉澤利仁








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