日本と自殺
- 吉澤 利仁
- 2021年2月22日
- 読了時間: 1分
日本の20代30代の死因トップは「自殺」です。
しかもその比率は50%以上。
つまり若者が死ぬ時、その2人に1人は自ら死を選択しているのです。
昨年の自殺者は2万4千人ほど。
しかしこれに「変死」は含まれてません。
日本の年間変死者は多い時で10万人を超えます。
遺書のない自殺や突発性の自殺は「変死」にされます。
それらを踏まえると日本の本当の年間自殺者は少なくとも7万~8万人と言われてますが、政府はこれらを公表してません。
これは数年前まで最も激しい戦争が行われているシリアの年間戦死者7万6千人とほぼ同等の数値であり、政府とイスラム国の対立が悪化した時代のイラクでの戦死者、2万人よりも圧倒的に多い数値だ。
「戦争反対!」と言うが易くだが、そんな反戦の目は一体どちらを向いているのだろうか?
目の前に起きているこの「武器なき戦争」にはどうも疎いようだ。
目の前の生死を考えられないような(考えた事がない)人間に、戦争や政治や社会の情勢を語ってほしくはない。
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